校章の画像 横浜国立大学 RIセンター

測定機器

液体シンチレーションカウンター

液体シンチレーションカウンターの画像

3H, 14C, 35S など、低エネルギーのβ線を放射する放射性同位元素は液体シンチレータを使うことにより測定し、放射能量を測定できます。

32P など、高エネルギーのβ線を放射する放射性同位元素の水溶液は液体シンチレータを使わず、チェレンコフ光により測定し、放射能量を測定できます。

γ線スペクトロメータ

核種の分からない放射性同位元素について、γ線を放出するものであれば、γ線のエネルギースペルトルを解析し、核種を同定できます。

ゲルマニウム検出器

ゲルマニウム検出器の画像

γ線のエネルギースペルトルを高い解像度で解析できるため、γ線を放出するほとんどの核種を同定できます。

ゲルマニウム半導体を液体窒素で冷却する必要があるため、測定開始までに1日くらいかかります。

携帯型γ線スペクトロメータ

携帯型γ線スペクトロメータの画像

NaIシンチレータを使った検出器なので、冷却の時間を要せずにγ線のエネルギースペルトルを解析できます。

解像度はゲルマニウム検出器を使ったものよりかなり落ちるため、核種を同定しきれない場合があります。

サーベイメータ

汚染の状況や放射線の量を検出するためのハンディの測定器で、用途に合わせていくつかの種類があります。

汚染検出用

GM管サーベイメータ

GM管サーベイメータの画像

放射線のエネルギーがそれほど低くない、32P, 35S, 14C のような放射性同位元素による汚染の検出に向いています。

検出窓には網が張られていますが、非常に割れやすいので注意が必要です。

ヨウ素用サーベイメータ

ヨウ素用サーベイメータの画像

125I による汚染の検出に向いています。

線量率測定用

放射線は、同じ量の放射線でもそのエネルギーによって人体への影響の度合いが違いますが、線量率測定用のサーベイメータを使うと人体への影響の量をシミュレートして測定できます。

電離箱サーベイメータ

電離箱サーベイメータの画像

広いエネルギー範囲の放射線の線量率を測定できます。一方、検出限界が高く、バックグラウンドレベルの放射線の測定には向きません。

気圧、温度、静電気などの影響を受けるので、安定した状態で測定するように注意します。

NaIサーベイメータ

NaIサーベイメータの画像

気圧などの影響を受けず、検出限界が低いので電離箱より少ない量の放射線の線量率が測定できます。一方、弱いエネルギーの放射線は検出できません。